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創立70周年を迎え

 2018年の3月、札幌舞踊会は創立70周年を迎えることが出来ました。今までお力添え頂いた多くの関係者、巣立って行った生徒の皆さんそしてご父兄の方々には、言葉に尽くせないほど大変お世話になり、心より感謝申し上げます。

 戦後間もなく、満州から引き揚げてきた母 モトは、私と姉の康子や近所の子供たちを集めてスタートしたバレエ教室がこんなに長く、皆さまに愛され続ける事になるとは予想もしていなかったと思います。

 『踊りこそ我が人生』とその墓石にも彫ってある母の「踊り」への情熱は、その後も脈々と引き継がれ、たくさんの優秀なダンサーが育って行き、多くの愛すべき作品が誕生しました。またバレエを愛する人々の輪は広がりを見せ、趣味で習う人たちも含め、数え切れないほどたくさんの方と「踊り」を通して出会う事が出来ております。

 今年は、自分が育ち、暮らしているこの街札幌に新しいオペラハウス 札幌文化芸術劇場がオープンします。70周年と云う節目と重なるご縁を感じ、札幌舞踊会は新たな未来につながるよう、「カルミナ・ブラーナ」を若い人たちと共に上演する事に致しました。

 今後とも「踊り」に感謝しながらも、それに甘んじることなく、一歩づつ、前へ進んで参りたいと思いますので、 これからも札幌舞踊会をご愛顧頂きますよう、どうぞよろしくお願い致します。

札幌舞踊会

代表 千田雅子

History

​2023

第1回目のhitaru バレエプロジェクトとして、千田雅子が「くるみ割り人形」(全幕)よりの演出/振付を担いました。

写真:令和5年度 hitaru バレエプロジェクト「くるみ割り人形」(全幕)より
撮影:n-foto LLC
提供:札幌文化芸術劇場 hitaru(札幌市芸術文化財団)

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​2020

コロナ過に見舞われる中、オンラインバレエコンクールを開催し、札幌舞踊会オータム公演 in Moere

「FREUD-フロイデ --ベートーベンが描いた未来-」(札幌市文化芸術公演配信補助金(さっぽろアートライブ)助成作品)を動画配信。

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​2018

創立70周年を記念した公演が札幌文化劇場 hitaru オープニングシリーズ公募企画事業として選ばれ、千田雅子の代表作である「カルミナ·ブラーナ」を18年振りにリメイクして上演、坂本登喜彦らゲストの好演や照明、舞台装置と相まって、圧巻の舞台となる。

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2016

Xmas公演<Christmas Triangle>にて、千田雅子の振付と若手アーティストの馬場杏輔、神村拓一朗の演出で「KARMAーCarmenという名のAIの物語」を上演。センセーショナルを巻き起こす。

千田雅子、長年の功績を讃えられ北海道文化賞を受賞。千田モト('92年)に続く、親子二代の快挙!

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2012

ジャズトリオや映像を取り入れた「Christmas Happening !」を上演。

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2007

<坂本登喜彦の世界>「Real Fudge」上演。ドラマチックな演出と圧巻の舞台装置は観客の度肝を抜く。

R.R.D(ロックリズムダンス)が<ジャズ ダンス ナウ>に札幌舞踊会として最後の参加。圧倒的存在感で有終の美を飾る。

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2004

札幌舞踊会 オフ シアター シリーズ in モエレ沼「Salut d' amour」を建物内で上演場所を移して行く移動観劇型パフォーマンスとして上演

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2002

新世紀の幕開けとして、新春公演「白鳥の湖」全幕を札幌交響楽団の演奏にて上演(振付・千田雅子)。

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2000

坂本登喜彦の新演出、振付により改訂版「くるみ割り人形」を上演。('02年、'05年に再演)

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1997

千田モト、永眠(享年81歳)。
その遺志を継ぎ、千田雅子が代表となる。

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1986

楢山節考より「雪光木の祭り」を主演千田モトで上演。
北海道文化賞を受賞した'93年には<千田モト創作バレエの世界>と題し、近松の「心中天網島」と「雪光木の祭り」を再演。
また、千田雅子振付による「火の鳥」「白鳥の湖」「美しき鏡像」「ジゼル」「くるみ割り人形」など古典、創作を札幌交響楽団の演奏により発表。好評を得る。

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1978

日本音楽集団の演奏で「日追いの径」発表。

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1958

HBC北海道放送にて「白鳥の湖」第2幕を、翌年にはNHKにて「くるみ割り人形」第3幕や「ジゼル」「ハムレット」等を放映。

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​2022

子どもたちに広いところで踊る機会をと云う願いから、9/23(祝・金)に旧北海道四季劇場のステージにてミニバレエコンサートを開きました。ゲストに東京バレエ団プリンシパルの秋元康臣さんをお招きし、札文団フェス  ティバルにて<芸術選賞>を戴いた郷翠が「シルビア」よりグランパドドゥを踊りました。

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​2019

奥山健恵がバレエ指導者としてまたオペラやYOSAKOIの振付などが評価され、「北海道文化奨励賞」、「札幌文化奨励賞」のダブル受賞の快挙を遂げる。

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​2017

千田雅子が、地域の文化振興に功績のあった個人・団体に対して贈られる「地域文化功労者」として表彰される。先代の千田モトも'96年に受賞。「コッペリア」(振付・千田雅子)を再演。

この間、千田雅子振付による「くるみ割り人形」の上演を重ねる('04年、'11年、'14年)。

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2013

「コッペリア」(振付・千田雅子)を再演。

この間、千田雅子振付による「くるみ割り人形」の上演を重ねる('04年、'11年、'14年)。

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2010

坂本登喜彦振付による「シンデレラ」(初演)を斬新なセットで上演。

​​代表・千田雅子が橘秋子賞功労賞を受賞。先代・千田モトに続き、親子ダブル受賞となった。また、札幌芸術賞並びに、札幌文化団体協議会「芸術選賞」にも選ばれる。

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2008

オープンスタジオが札幌駅前通りへ移転。

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2006

オランダ国立バレエ団よりタマス・ナージィを招き、「ジゼル」を上演。

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2003

「コッペリア」全幕を初演(振付・千田雅子)。

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2001

「ダンスブリーズ」にて金森穣を振付に迎える。「Carte Blanche―白紙」「Angel's Fragment―天使の破片」を上演。

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​1998

千田モト追悼公演「カルミナ・ブラーナ」全曲上演。衣裳はパリ・コレで活躍の菱沼良樹。翌年の 東京公演が「文化庁芸術祭舞踊部門大賞」を受賞。

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1994

国の内外で活躍している振付家を招き、現代ダンスを主にした「アトリエ公演」をスタート。1999年には「ダンスブリーズ」と名称を変え公演、高い評価を得ている。

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1980

三木稔の指揮で「古代舞曲によるパラフレーズ・ダンスコンセルタント」を日本人初のローザンヌ賞を受賞した吉田尚美の主演、千田モト演出、千田雅子振付で上演。('84年に東京にて再演)

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1965

「白鳥の湖」全幕を上演し、話題となる。

創作バレエ「血の婚礼」('66年)を千田モト主演で発表。「盲女抄」('69年)では武満徹の「ノーヴェンバーステップス」を使用し、千田モトの踊りと共に注目を集める。
「美しきブーゲンビリア」('70年)、「新世界」('73年)、そしてロックバンドの演奏で「発火点」('75年)の発表へと続く

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1948

子ども達にバレエを教えていた千田モトが札幌舞踊会を設立。精力的に作品を発表し、多くの人々の心をとらえる。

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